ドメインとゾーンの違いについて解説
定義としては、それぞれ以下になります。
❶ドメイン:同じ所属を表す特定のグループ
❷ゾーン:各ドメインを管理するDNSが名前解決できる範囲
下図のDNSサーバ「200.in-addr.arpa.」に着目します。
このDNSが管理する下位ドメイン及び、
このDNSが管理するゾーンは以下の通りです。
❶ドメイン;「100.200.in-addr.arpa」
❷ゾーン:「100.200.in-addr.arpa」
どちらも表記としては同じですが、指すところは違います。
❶が指すデータの範囲は、「100.200.in-addr.arpa」の下位ドメインのデータ(下位DNSサーバが管理するゾーンのホスト及び、その下の委任されたゾーン含めて全て)も含まれます
❷が指すデータの範囲は、DNSサーバ名「100.200.in-addr.arpa」のみとなります。
備考:
ドメインを絶対パス(FQDN)で表す時は、トップレベルのルート「.」は省略可能です。
|
|