複数のデータがある一覧から、任意の文字列が存在するかをCOUNTIFとIF関数を使用して判別する方法を紹介します。
今回は例として、WindowsUpdateで適用されるパッチHotfixの適用状態を確認する為に、複数のHotfixナンバー「KB~」を一覧として、調べたいHotfixナンバーが存在するかを確認します。
検索手順
- COUNTIF関数でデータの有無を判別する
- IF関数でデータがある場合とない場合に入力する値を指定する
COUNTIFではデータが存在する場合(TRUE)に1、存在しない場合に(FALSE)で0をセルに出力します。
COUNTIFのフォーマットは「 =COUNTIF(<検索するデータの範囲>,<検索ワード>) 」なので、次のような関数式になります。
「 =COUNTIF(G43:G51,F30) 」
COUNTIFの返り値は0or1なので、それぞれの場合で入力する文字を決めます。
1(真)の場合は○、0(偽)の場合は×とします。IF関数にCOUNTIFをネストさせて最終的には以下の関数式となります。
「 IF(=COUNTIF(G43:G51,F30),”O”,”×” 」