以下のようなネットワーク構成の場合に、経路上の障害箇所によって通信経路がどう変わるかを検証します
正常時の経路
200.200.200.1/32へ行くルートとして、SW1は対向のSW3を、SW2は主系のSW1からEIGRPでルートをもらいます。
SW3,4は、HSRPで冗長化された対向のSW5,6からStaticでルートをもらいます。互いに両隣りからももらえます。
ケーブル障害(L3 SW3 ⇆ L3 SW5)時の経路
200.200.200.1/32へ行くルートとして、SW1,2は変化はありません。
SW3はStaticが切れて下からルートをもらえないので、横のSW4からもらうしかありません。
SW4は通常通り下からもらうことができます。
筐体障害(L3 SW3)時の経路
200.200.200.1/32へ行くルートとして、SW1は従系のSW2へ向き、SW2は下のSW4を向きます。
SW4は通常通り下からもらうことができます。