Catalystスイッチを通るパケットを取得するための、ミラーポート設定を記載します。取得したパケットはWiresharkで解析し、通信障害の切り分け等に活用されます。
ネットワーク構成
今回は以下のようなネットワーク構成を想定します。公開DNSから内部DNSに正引き及び逆引きを行い、DNSのクエリ/レスポンスのパケットをミラーポートで取得します。
Catalyst設定
①Catalystにて、ミラー元とミラー先のポートを決める
②Catalystに設定を入れる
# conf t
(config)# monitor session 1 source interface gi1/3
(config)# monitor session 1 destination interface gi1/4
③キャプチャ用の端末とCatalystのミラー先ポートを接続する
(config)# interface gi1/4
(config-if)# no shutdown
リンクアップしていることを確認
Wireshark立ち上げ
④Wiresharkを立ち上げ、キャプチャ用端末の対向Catalystのポートを選択し、キャプチャを開始する
⑤公開DNSから正引き/逆引きを行い、パケットがWiresharkにキャプチャされるか確認