Catalystスイッチにて、インターフェースに流れる帯域を計測する方法を紹介します。
シチュエーションとして、内部ネットワーク内のソフトウェアが外部の配信サーバからアップデートファイルを取得する場合に、間にいるスイッチにてトラフィックの流量を計測します。
使用コマンド
#sh int gi1/1
GigabitEthernet1/1 is up, line protocol is up
〜略〜
5minute input rate 0 bit/sec, 0 packets/sec
5minute output rate 0 bit/sec, 0 packets/sec
〜略〜
上記は5分平均の受信/送信bpsであり、インターフェースでどれくらいのスループットが出ているかをみる目安になります。
5分はデフォルトですが、下記のコマンドで平均時間を変更することができます。
#conf t
(config)#interface gi1/1
(config-if)#load-interval 30
(config-if)#end
load-intervalには30秒~600秒の値を入れることができ上記は30秒平均となります。
ソフトウェアのアップデートが仮に1分程度で終わる場合などに、より正確なbpsを確認することができます。