深夜1:30に登山開始
オールナイトデビューしてしまいました。
甲斐駒ヶ岳は主に黒戸尾根から登るコースと北沢峠から登るコースがあります。
今回は黒戸尾根コースの登山口である尾白川渓谷駐車場まで、特急あずさとタクシーを利用して向かいました。
黒戸尾根がひたすら長いとの事前情報を受けて、早朝出発の夕方下山は厳しいと判断して、深夜1:30から登山開始しました。
尾白川渓谷の登山口付近にある吊り橋。揺れるので暗闇で渡るのは恐怖です。
ライトをつけて闇の中を進んでいきます。
視界が悪く足元が安定しないのでペースはかなりゆっくりになってしまいますが、スローペースで登れるのでそれほど疲労は感じませんでした。
しかし真っ暗な森を夜更けまで3時間ひたすら登り続けるのはかなり精神的にきますね。たまにすれ違う登山者を見てほっとしていました。
そして4:30頃、刃渡り岩の手前あたりからやっと白み始めました。
これまでは平坦と急坂が交互にくる道でしたが、徐々にハシゴのある箇所が増えてきます。
6:20 七丈小屋に到着。流しっぱの水道で水分補給ができます(有料です)。コーラやポカリも売っていました。
テント泊用スペースがあるようです。
八ヶ岳もよく見えました。
黒戸尾根はなんといっても天を突く剣が至る所に見られます。この辺からでも有名は2本剣の岩を視認できます。
山頂は近いように見えますが、その間に2山あるので、一度長い下りが発生します。
難所1、ほぼ垂直の岩ですが、足場を深く窪ませているので登りやすいです。
難所2、本日のコースで一番テクニカルに感じました(下りは特に)。岩が直線的で取り付きも少ないため鎖の力に頼ります。
富士にシンクロするオベリスク。
ついに2本剣の岩が拝める地点に到達。ここから山頂までも100mほどあります。
8:27 そして山頂へ。運がよく晴れていました。
聖徳太子の逸話があったり、大国主を祀っていたり、天皇家にゆかりがあるようです。
1ヶ月ほど前に北岳を登山した時は、かなりガスっており山頂が見えませんでした。
甲斐駒ヶ岳で北岳の山頂を拝むリベンジが果たせた気分です。
ナンバー2とナンバー3は大迫力です。
仙丈ヶ岳もよく見えます。
山頂にしばらくいるとすぐにガスってきたので、早朝に登頂した方がいいのかもしれません。
この山からは、南アルプスの名峰がかなり良い位置から拝めるので、人気な理由が分かります。
9:27 下山開始。来た道を辿ります。
7丈小屋で栄養補給
14:43 出発地点の吊り橋に到着。黒戸尾根が言葉にならないくらいに長いです。足が痛いというかクタクタになり、心が折れかけそうでした。尾白川渓谷は有名な名所らしく、ファミリー層でごった返していました。
【ザンバラン】Zamberlan 996 Vioz GTXの登山レビュー
今回もviozを履いて登りました。
これまで過酷な山で10回ほど使用してきましたが、適度な重さと硬さで安定していました。
岩登りでも滑ることがなく安心感があります。
使用後は特につま先部分がキズで白くなりますが、クリーナー、クリーム、ワックスでここまで元に戻ります。革のエイジングでさらにカッコよくなるのを楽しめるのもこの靴の魅力ですね。
before
after
終わり
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(取寄) ザンバラン メンズ ヴィオズ ラックス Gtx RR バックパッキング ブート – メンズ Zamberlan men Vioz Lux GTX RR Backpacking Boot – Men’s Waxed Black |
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