午後から雨の予報だったので、午前中が勝負でした。
妙義神社の右脇の登山道から白雲山を登って、堀切から中間道、金鶏橋を通過して妙義神社へ周回するルートで進みました。
登山口〜大の字
早速洗礼を受けました。大の字がある手前の鎖場です。傾斜はあまりありませんが、足元が粘土質で滑るので、鎖がないと登るのが困難な場所です。
大の字は一枚岩の上に建っており、取りつきの窪みが空けられていました。
大の字〜奥の院
妙義山は初挑戦ということもあり、奥の院の見上げるような垂直にそびえる鎖場に圧倒されました。
適度に足の置き場があり、多少は休息しながら登れます。上部が横移動になっており、注意するポイントです。無事に登り切りますが、難易度は剱岳のたてばい以上だと感じました。
奥の院〜ビビり岩〜背ビレ岩
奥の院から見晴台を過ぎてすぐにビビり岩が現れます。
取りつき位置からゴールが見えず、奥の院とは違う開けた高度感が恐怖心を煽りました。
ここでは初めて鎖の斜め移動を経験しました。難易度は奥の院と同程度かと。
見晴台からの景色
ビビり岩、下から
ビビり岩、上から
背ビレ岩〜バラ尾根
背ビレ岩は左側が崖なので、高度感がありましたが、奥の院やビビり岩のように面が平らでない分、取りつきやすく感じました。
その後の滑り台状3連鎖。左手で鎖を掴みつつ、右手でホールドを探して確保してから、左手の位置を下げていきます。
バラ尾根から中間道の分岐を進み、途中で山ビルに襲われますが、無事に下山できました。
山ビルはザックに吸い付いていましたが、ものすごい力なので引き剥がすのに苦闘しました。
今回は白雲山でしたが、金洞山の鷹戻しや裏妙義など、更に難易度の上がる鎖場を持つ妙義山はさすが国内最難度といったところです。
妙義神社で下山報告しました。
カナル黒門茶屋で下山後のランチ
入店するとすごいアットホームにスタッフの方々が迎えてくれました。
トンカツ丼を注文しますが、前菜として生野菜サラダ、タケノコの煮付け、ししとう大根のお新香など小鉢をたくさん出していただけました。
最後はなんと松井田駅まで車で送迎していただけることに!
行きはタクシーでしたが帰りは雨の中駅まで歩くつもりだったので感謝しかありません。
次回もまた来ようと思います。
MOUNTAIN EQUIPMENT PERTEX EQ TEE レビュー
見た目のユニークさと、透湿性の優秀さで購入しました。かなり薄い生地ですが、ポリエステル生地でしっかりしており、身体に密着しない構造になっています。登山に限らず使用できるので夏場はかなり重宝する一枚です。両サイドと腹部の位置にポケットがついています。
monoiiグローブ レビュー
鎖場では幾度となく活躍してくれました。今回の妙義山でも鎖をつかむ時の滑りは全くなく、終始しっかりグリップが効いていました。雨の剱岳でも使用していますが、同様に問題なく使用できています。
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