国内屈指の岩山である奥秩父の二子山で、4月中旬にマウンテニアリングブーツのバルトロGTを履いてトレッキングしてみたので、レビューしていきます。
結論から言うと、序盤の沢や樹林帯では硬くて歩きにくいと思いましたが、股峠から東岳と西岳の長い岩稜帯を歩く場合はかなり安定して歩くことができました。トータルでみるともう1ランクグレードが下のバックパッキング用登山靴がベストだと感じました。
樹林帯での歩き方
トレッキングブーツ以上の登山靴を使用したのが初めてだったこともあり、ソールの固いバルトロGTで樹林帯はかなり歩きにくいと感じました。足首まで固定されるため、脚を傾けて前傾姿勢になりにくいためです。歩き方としては、次の2点を意識すると登りやすくなります。
- 地面の傾斜に対して、常に垂直に足を降ろす
- 外股で脚を開いて登る
岩稜帯の使用感
西岳の上級者コースでは、序盤にほぼ垂直の岩登りポイントがあります。最初はこんな重くて固い靴で登れるのか不安でしたが、思いの外安定して登ることができました。ソールが硬いのでつま先を小さい岩の足場に引っ掛けるだけで体重をかけて登れることを実感しました。
総括
今回の登山でマウンテニアリングブーツのキャラクターを知ることができました。残雪期のアルプス用にバルトロGTを購入したこともあり、今後はそちらでの使用感をレビューしていきたいと思います。
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