スポルティバの新型登山靴、エクイリビウム STを残雪の日光白根山で使用した使用感をレビューしていきます。
ルートは、金精峠から前白根山を通って日光白根山に至るピストン登山を計画していました。
が、結論から言うと金精山の雪面の傾斜が大きく、撤退しました。代わりに逆の方角にある温泉ヶ岳に登頂しました。
全体マップ
金精峠
雪質が溶けてシャーベット状なので、スリップの心配はありませんでしたが、傾斜が強くなるタイミングでアイゼンを装着しました。
少し進みましたが、写真の通り傾斜が激しく、危険なので撤退する判断をしました。
ルート上で見える男体山
温泉ヶ岳
撤退しましたが、せっかく来たので、金精峠を挟んで反対側にある温泉ヶ岳に登ることにしました。
道中は積雪で進みづらい箇所はありましたが、危険なポイントはありませんでした。
ただ標識が雪で埋もれているため、開けたポイントに出ると登山道が分からなくなりました。
それでもなんとか頂上まで辿り着きました。
ルート上で見える日光白根山
エクイリビウム ST レビュー
特徴
この靴は、ポジション的に厳冬期以外のシーズンで低山からアルプスまで幅広く活用できるライトアルパインシューズらしいです。
保温剤は入ってないので、寒くない残雪期の八ヶ岳やアルプスが適していると思われます。
かかとの後ろコバのみついており、セミワンタッチアイゼンが装着可能です。そのためソールが固く、つま先とかかとの両側から押しても曲がりません。
サイズ
スポルティバのトレラン用シューズやスニーカーよりも0.5cm大き目を選べば手堅いと思います。
私はスニーカーサイズが26cmを使用しており、幅広寄りです。この靴は26.5cmを選びました。圧迫感もなく、つま先の余裕もあり丁度良い感じでした。
使用感
本格的にはまだ使用していませんが、アイゼンをつけた感じもそこまで重く感じずに軽快に歩けました。
本格的な山の残雪でまた使用してみたいと思います。
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