AEQUILIBRIUM ST outdoor 富士山 登山

【スポルティバ】AEQUILIBRIUM(エクイリビウム) ST GTXを無雪期の富士山で登山レビュー

2024年10月17日



スポルティバの新型登山靴、エクイリビウム STを閉山後の富士山で使用した使用感をレビューしていきます。
ルートは吉田ルートでスバルラインの終点からスタートです。
10月の中旬でしたが、雪はなく、天気も良く気温も昼過ぎの山頂で10度程度でした。
チェーンスパイクを持参していきましたが、結果的に不要でした。

スバルライン

早朝5時半ごろにスバルラインの入り口ゲートを通過しました。

ゲートへ向かう上の交差点の右折方向がわかりづらく、危うく逆走しそうになりました。
早朝は霧が濃く、走行車が少ないので、方向を間違えないように注意が必要です。

全体マップ

コースタイムは往復8.5時間ほどでした


5号目〜6号目

序盤は登山者は少なく、海外からと思われる登山者をちらほら見かけます

6号目〜7号目

この辺から、意外にも岩場が続きます。

7号目〜8号目

イワヒバリがいました。標高2500m以上の高地に生息しているようです。北岳でも見かけました。
7.5号目までがかなり長く感じました

8号目〜9号目

綺麗な尾根のライン

9号目〜山頂の久須志神社

高所なだけあり、小休止を挟んでも少し歩いただけでバテてきます。やっとの思いでゴールの久須志神社に到着

久須志神社〜剣ヶ峰

このエリアが一番感動しますね。数万年前かけて形作られた玄武岩の地形が広がっています。巨大な噴火口の大内院

夜間に出来たであろうつらら

最高地点の剣ヶ峰

下山

下山コースで降りました。砂混じりの砂利道でした。下山後のスバルラインから

下山後の噴火カツカレー。名物の「ゆうきからし」をのせて。唐辛子と山椒が効いてました

エクイリビウム ST レビュー

特徴

この靴は、ポジション的に厳冬期以外のシーズンで低山からアルプスまで幅広く活用できるライトアルパインシューズらしいです。
保温剤は入ってないので、寒くない残雪期の八ヶ岳やアルプスが適していると思われます。
かかとの後ろコバのみついており、セミワンタッチアイゼンが装着可能です。そのためソールが固く、つま先とかかとの両側から押しても曲がりません。

サイズ

スポルティバのトレラン用シューズやスニーカーよりも0.5cm大き目を選べば手堅いと思います。
私はスニーカーサイズが26cmを使用しており、幅広寄りです。この靴は26.5cmを選びました。圧迫感もなく、つま先の余裕もあり丁度良い感じでした。

使用感

吉田ルートの岩場エリア、砂利エリアも問題なく踏破できました。ただソールが堅いので、下山時につま先が当たるとダメージを蓄積します。
ガチの岩稜帯はないため、無積雪時はもう1ランク下のトレッキングシューズの方がソールが柔らかく軽いので適していると思います。

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むるし

フリーランスのインフラ系エンジニア。
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